食育活動の一つとして、野菜の栽培を取り入れています。プランター栽培は学年ごと。年少組はきゅうり、年中組はピーマン、年長組はミニトマト、枝豆、赤しそをそれぞれ自分たちで育て、収穫し、調理をして食します。野菜とともに、ホウセンカ、朝顔の種もまきました。年長組は、ライズ菜園で夏と秋に苗植えをして収穫をします。子どもたちは、野菜の栽培を通じて、多くのことを感じ、学びます。
年中組 ピーマン苗植え 土の不思議な感触 土から伝わるもの 苗植えに夢中
野菜栽培のスタートは、「土」をつくるところから始まります。大小の土が適度な隙間が出来るように混ぜます。苗植えは、大きさや見た目、色などにも触れながらみんなで植えます。“自分たちで育てる”という強い思いが、子どもたちから伝わってきます。水やりは積極的です。『大きくなあれ、大きくなあれ』と大合唱が始まりました。
水やり 大きくな~れ
種や苗に自分たちで水をやり、育てることで野菜の成長過程を知ることができます。「食べ物も生きている」ことを知り、命の大切さを学びます。
自分が育てたという経験は、心に刻まれます。育ちを目で見て、手で触れて、触り心地を確かめます。子どもたちの観察は、もうしばらく続きます。
年少組 きゅうりのお花 伸びた苗と背くらべ 成長するきゅうり
年長組のプランターには、子どもの字で「えだまめ」「ミニトマト」「あかしそ」と書かれたカードがあります。文字の大きさや並びもばらばら。でもだからこそ、子どもたちが心を込めて育てようとする思いが伝わってきます。
年長組 えだまめ ミニトマト かわいい絵 しっかりとした文字