こどもの日の祝い

教頭発【令和4年5月2日月曜】曇り後晴れ

 5月5日は、端午の節句。江戸幕府によって五節句の1つに定められ、この頃は男の子の行事として定着したと言われています。その後、1948年(昭和23年)にこどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるため『こどもの日』が制定され、男女の区別なく祝う日となりました。

本園では、毎年このこどもの日にちなんで、『こどもの日の祝い』を行事として行っています。当日を迎えるまでに、4月半ば頃から図書室には五月人形が、園庭には天気を見て鯉のぼりが飾られます。飾った初日の登園時、「何かあるね!」「こいのぼりだ!」とすぐに気づく子ども達の姿があり、観察力に驚き、感心していました。

(下の写真は、4月26日に年少組が兜を見に行った時のものです。)

 『こどもの日の祝い』の今日は、各クラスや各学年で謂れについて担任から話を聞いたり、クイズをしたり、紙芝居や絵本の読み聞かせをしてもらったりして一日を過ごしていました。年長組は、新聞紙で兜を折り、それを被ってクラス写真を撮影したり、最後は兜をバトン代わりにしてリレーをしました。その姿を目にし、年長組の子ども達が入園した2年前、5月末まで臨時休園をしたことが思い出されました。思いきり元気いっぱい走っている姿に、無事に今日のこども日の祝いを迎えることができたこと、そして一人ひとりの成長を感じ、嬉しく、この時間を過ごせる尊さを実感しました。

 全学年ともに一足早く柏餅を持ち帰りましたので、各ご家庭で美味しくいただきながら日本の伝統行事を味わってほしいと思います。また、是非親子でこどもの日について会話を弾ませたり、成長を祝ったりしてくださると幸いです。

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