毎朝、カギと窓を開けながら園舎や園庭の安全確認をします。エントランスから2階に上がり、図書室、遊戯室、年中組、年長組を通り過ぎ、階段を下りてシャッターを開け、ウッドデッキを進みます。年少組2クラスと園庭を見て席に戻ります。
年中組と年長組のクラス前廊下で、足が止まりました。目が釘付けです。「なんだろ」…と、思わず声が出てしまいました。それは、保護者の方々のご協力で持ち寄られた、“廃材”で作り上げた子どもたちの作品。「これは何なんだろう」「楽しかったろうなぁ」「あれこれ会話しながら完成したんだろうなぁ」「いざこざもあったかな」…と、場景が浮かびます。年中組、年長組の担任に、「これは何なの」「タイトルは何」「テーマはあるの」と尋ねてみました。二人とも、笑顔で首をかしげるだけ。ますます、子どもたちの感性の豊かさに心躍らされました。
年中組
びーだま〇〇・・・年長組
ふしぎ・ふしぎ年長組
ぴたごら・・・
想像の数だけ作品が生まれます。大人が本気で子どもたちの目線まで降りても、その魅力に近づけない作品があります。子どもたちのクリエイティブな土壌が奥深く、豊かなものだからでしょう。自由にのびのびと、あそびながら世界を広げていく機会をたくさん設けていきたいと思います。廃材は、子どもたちにとって“宝物”。子どもたちの想像を応援したいと思います。