夏といえば“すいか割り”、夏期保育二日目のメインイベントです。一つの大きなすいかをみんなで割って、みんなで食べます。目隠しの仕方、すいかを割る方法、順番、応援の仕方のお話しを聞いて、いよいよ開始です。会場は各クラス。年長組は遊戯室が会場です。どの会場も安全対策は万全です。
子どもたちは、朝からやる気満々。
年少組、目隠しをして初めての挑戦です。大きな声援に包まれて…「えぇっい!」と棒を振り下ろします。なかなか割ません。周りは早くやりたくてウズウズしています。みんなの力が合わさって緑の隙間から真っ赤なすいかが見えました。
年中組、目隠しをしていざ前進。姿勢の良さ、棒を振り下ろす角度、勢い…、さすが年中組です。ひときわ大きい周囲の歓声。感覚を研ぎ澄まして…「えーい!」。慎重に歩く子もいれば、くるくると大きく方向を変える子、みごとにまっすぐ歩く子もいます。みんなの力が合わさって、ぱっかりと割れました。
年長組、会場の遊戯室が熱気に包まれています。やま組、もり組の2会場。ルールは単純ですが、想像以上の盛り上がり。まるで“すいか割り選手権”です。「がんばれー」「もっと右、右」「真ん中で振って」…、どちらの会場も大きな声援が飛び交います。「ええっ~い!」、半分に割れて、「わぁ~」。大喜びの子どもたち。3年間で最後のすいか割り、夏の良い思い出となりました。
「スイカ割り」は、楽しむだけではなく、“スイカを割る”という目的のために、お友だちと協力し合い、お互いを応援し合って健闘を称え合う…といったことを体験します。みんなでルールを守ることも、大切な経験です。「見て、触って、たたいて、また見て、また触って、臭いを味わって、食べて楽しむ」…。夏の暑さを吹き飛ばす子どもたちの笑顔がいっぱいでした。
今日も、笑顔はじける最高の一日となりました。