本日、一学期が終了しました。一学期の保育教育活動や行事が無事に実施できましたことは、保護者の皆様の温かいご支援とご理解ご協力のおかげです。心より感謝申し上げます。
子どもたちの成長は日々目覚ましく、新鮮な驚きと感動があります。それは、服や靴のサイズが合わなくなったり、背が伸びたり体重が増えたりしたときに感じるものですが、入園、進級、クラス替えと自分が置かれた新しい環境を乗りこえたところにも、立派な成長が見られます。
年少組の子どもたち、身支度でも、活動でも、自分のことを自分でしようとする意識が芽生えました。大きな声で朝の挨拶ができます。しかも挨拶の後、エントランスからお部屋まで一人で歩いていきます。その姿は、たくましくなった心の現われです。二学期、三学期、そして年中さんへの歩みが楽しみです。
年中組の子どもたち、クラス替え当初の4月、旧クラスのお友達とあそぶ姿が目立ちました。多くの活動を通じて、新しいお友達との関わりが増えました。今は、誰もが仲良しです。自分の気持ちを自分の言葉で伝えられます。それぞれのクラスで、そんな姿が育まれたようです。
年長組の子どもたち、最高学年としての自覚の芽生えが見られます。年少さんの朝の身支度を手伝います。全体活動では、年少さん、年中さんのお手本です。夕涼み会の盆踊りでは、動きが定まらない年少さんをリードしていました。さすが、お姉さん、お兄さん。自分が楽しみながら相手を思いやる…まちがいなく心の成長があります。
年長組は明日からお泊り保育。幼稚園での宿泊、子どもたちにとってワクワクドキドキの時間。日常では味わえないチャレンジの“一晩”。家族から離れて、学年のみんなで過ごすという経験は、大きな、大きな自信となることでしょう。「わたしにもできる」「ぼくにもできる」という気持ちが生まれ、“思い出”となる2日間にみんなでしたいと思います。
それぞれの子どもたちの心の動き、子どもたちの世界の中で多くのドラマがありました。振り返ると、子どもたち一人ひとりが人として豊かに育っていく姿が多く見られた一学期でした。“活気あふれる幼稚園”は、子どもたちがつくり出したものです。東京都市大学二子幼稚園の子どもたちの挨拶は、日本一!終業式で、各クラスに『げんきなあいさつができた賞』の表彰状を授与しました。
様々な夏休みの計画があると思います。日ごろの生活とは異なる豊かな経験をし、たくましく成長する“夏”であることを願います。