今園庭では、２つのこいのぼりがそよそよと風になびいています。その一つは、やま組、もり組の子どもたちが作り上げた大きなこいのぼりです。筆を使い障子紙に滲み絵をして鱗を描きました。力強さが感じられます。はな組、ほし組は個人制作のこいのぼりです。色画用紙を折って、折り紙で鱗を付けました。ことり組は、タンポで鱗を描きました。すべて、子どもたちの力作です。
朝一番、ふわーっと泳ぐこいのぼりの下で、年中組、年長組の子どもたちが体操をしました。青空の下、まだ少し冷たい空気の中で、心と体をほぐしました。気持ちのいい一日のスタートです。年少組の子どもたちは、ウッドデッキでお姉さん、お兄さんを応援。ちょっと体を動かして、わくわく、らんらん、からから、ころころ。年少組は５月から体操をします。
こいのぼりの下で、年少組は自由あそびをしました。新芽が顔を出し、新緑がまぶしい季節。園庭で遊ぶ子どもたちの姿も、やさしい陽の光に包まれて輝いています。元気な子どもたちの姿は、若芽が伸びようとする生命の力と重なります。気持ちのよい季節、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの明るい声が園舎にこだましています。５月の風は、子どもたちの成長を後押ししてくれることでしょう。子どもたちの“ありのままの姿”を大切にしたいと思います。
