教頭発【令和5年12月9日土曜】晴れ
本園には、長きに渡って大切にしている立派な臼があります。毎年この時期に倉庫から引っ張り出しますが、その度に「昭和〇〇年記念」と側面に書かれた字を目にします。そして、少しマジックのインクが薄らいだその字を見ると、二子幼稚園での餅つきの歴史に思いを馳せます。
「ヨイショー!」「ヨイショー!!」と年長組の子ども達が一人3回ずつ杵でつく中、合いの手、応援の声が年少・年中組から聞こえてきました。この日、12月とは思えない温かさと晴天で絶好の餅つき日和でした。
今年も卒園生保護者で餅つきの大ベテランであるOBの皆様を中心に、年長組の有志や幹事の皆様にもご協力をいただき、無事に5臼分の餅つきを終えることができました。現代ではなかなか身近に接することのできない古き良き日本文化の伝承と、本園の歴代の子ども達も触れてきたこの杵と臼を使って今年の子ども達も餅つきができたことを貴重に思った一日でした。