縄あそび

教頭発【令和3年10月28日木曜】晴れ

 年中組が運動会のお土産としてもらった短縄を使って活動を行い、この日が初めてでした。すぐに跳ぶのではなく、まずは縄に触れ、縄ならではの可塑性の高さを活かしながらあそんでいました。最初からできない、難しいなどの苦手意識や消極的な感情をもつのではなく、「縄あそびは楽しい!」「縄を使うといろいろなあそび方ができる!」という楽しさや喜びが初めに感じられるようにするためです。結んだ縄を高く投げてキャッチしたり、頭の上にのせて落ちないように歩くうちに子ども達から笑い声が聞こえてきました。他にも、結び目をほどき、伸ばした縄の上をたどって歩いたり、縄を踏まないように両足で飛び越えたり、輪を作って友だちの輪へ引越しするゲームなどさまざまに縄を使っていました。後半には、担任が手本を見せ、縄跳びも教わり、その前段階の縄を後ろから前におくる回し方に挑戦するクラスもありました。

 縄あそびは、19世紀末頃に体力を増強するためドイツから取り入れられたと言われています。運動会を終え、身体を動かしてあそぶことの楽しさを感じるようになってきた子ども達。天候も安定し、過ごしやすい時期でもあります。『スポーツの秋』とよく言われますが、縄あそびを含めて運動あそびも充実していきたいと思います。写真掲載はありませんが、年長組は、自由あそびの中で大縄を使って跳ぶ様子も活発になっています。

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