「園長先生、みてみてかわいいでしょ。〇〇ダンス踊るの」(年少さん)、「僕ね、△◇〇という役。こんなポーズする」(年中さん)、「私の役〇〇。園長先生、発表会ちゃんとみてね」(年長さん)。発表会に向かう気持ちを、多くの子どもたちが言葉にして伝えてくれました。
年少組の遊戯、年中組の舞踊劇、年長組の劇。本番目指して各クラスが練習活動を重ねてきました。観るものに楽しさと喜びを感じさせる年少組。かわいらしい衣装をまとった子どもたちに目を奪われます。堂々たる演技が会場を魅了する年中組。クラスならではのオリジナリティにあふれるストーリーは、まるで「小さなミュージカル」。せりふのかけ合いや演じる役へのこだわり…見どころ満載な年長組。大道具は協力して作り上げました。クラスの団結力に注目。卒園前の大舞台、自信に満ち溢れた表現は圧巻です。「はじめのことば」「おわりのことば」が会を引き立てます。
保護者の皆様には、衣装作りにご協力いただきました。何よりも、今日まで、子どもたちの気持ちに寄り添い、励ましてこられたことと思います。多くのご協力で園を支えてくださったことに心より感謝申し上げます。教員は、子どもたち一人ひとりの頑張りや成長を見守りながら、指導に当たりました。発表会は、日ごろの保育教育の延長上にあるものです。未来に向かう子どもたちの姿に、大きな拍手を!
今日と明日は、子ども同士が伝え合う日。いわば発表会の「見せ合いっこ」「見合いっこ」。出し物は異なりますが、自分たちが頑張っていることを隣のクラスや他学年の友だちも頑張っていることを知ります。「あっ」と気づいたこと、「へぇ」と感じたことが、次の意欲に繋がることでしょう。発表役の子どもたち、お客さん役の子どもたち、それぞれに「楽しかった」とたずねてみると、どちらも大きな声で「楽しかった」と返事がありました。お互いを高め合う二日間です。
大道具 小道具 衣装 ・・・・・・・