教頭発【令和4年9月16日金曜】晴れ
9月19日は敬老の日です。この日にちなんで『敬老の日の集い』を3年ぶりに開催しました。続くコロナ禍の中、実施の可否や方法についていろいろと模索してきました。今年度は、年長組の子ども達の祖父母の方をお招きすることに決め、当日は遊戯室でクラス毎に活動する時間を設けました。お寺のおしょうさんの手遊びを一緒にしたり、あそびやお菓子のベスト3を子ども達から事前に集計したものを紹介しました。祖父母の方の幼少期との違いを感じたり、今の子ども達について知っていただくひと時になったと思います。「大きな古時計」と「おひさまになりたい」の歌の発表では、温かい眼差しで見守ってくださいました。最後には、コーラス部のお母様方による歌の発表もあり、胸を打たれる歌詞にのせて美しい歌声を聴かせていただきました。
近年は核家族化が進み、子ども達と祖父母の方が同居しているご家庭が少なくなりました。離れて住んでいることも当たり前となり、日頃ゆっくりと祖父母の方と子ども達が過ごす機会がほとんどない時代です。この日に祖父母の方とともに過ごしたことで、子ども達は直接感謝を伝えられ、敬う気持ちをもつ貴重な日になったのではないかと感じました。ささやかな時間でしたが、ご来園いただきました祖父母の皆様に心より感謝申し上げます。
年少・年中組はご招待することはできませんでしたが、日頃の様子や祖父母の方へのメッセージを動画編集し、「てのりの」というアプリを活用して配信しました。コロナ禍になってからICTの活用は必須となりましたが、今後もさまざまなところで活用していけるよう考えていきたいと思います。