教頭発【令和3年9月14日火曜】曇り
この日も運動会に向けての活動をしました。当日は10月9日を予定しています。
玉入れを年中組が園庭で行いました。前回は遊戯室を使って、クラス毎に分れて玉入れの仕方やルールを担任から教わり、この日は2回目。玉入れで必要な投げる動作は、経験の有無で左右されるものになります。今年の年中組の子ども達はどのような姿だろうかと活動の様子をしばらく見ていました。どちらのクラスも時間内に拾って投げての動作を繰り返すことにおもしろさを感じ、かごに向かって入れようとする意志が見られていました。前日になかなか玉が入らないと担任から聞いていましたが、予想を覆す41個ずつの引き分けとなり、子ども達はどちらのクラスも喜んでいました。
年少組は、菓子皿作りを今月から始めました。コロナ禍になる前は、毎月の誕生会の日にお菓子を園内で食べ、そのお菓子を入れるためのお皿を事前に自分で作るという本園の伝統的な制作活動がありました。昨年から飛沫感染防止の観点から、お菓子は持ち帰って各ご家庭で食べてもらうことに変わりました。しかし、お菓子は食べないけど、菓子皿制作は子ども達に経験してほしい活動内容であると考え、どの学年も行っています。学年や時期によって、使う道具や出来上がりの形、難易度などがそれぞれ異なります。この日に初めて経験する年少組は、四角い平面のお皿。黒い線の上をよく見ながら、はさみで切る活動です。1学期からはさみを使った制作はしていましたが、長く続く黒い線を切ることは初めてです。まずは、はさみの使い方を思い出し、持っていないほうの手でしっかりと紙を持ちながら線上を切り進むということへの挑戦でした。まだ、はさみの持ち方が身についていなかったり、線ではないところを切ったりと、個別で担任から指導してもらう子もいました。菓子皿制作を積み重ねていくことで、道具の扱いに慣れ、指先をうまくコントロールして動かしたり、最後まで自分で作り上げる達成感を感じたり、集団で話を聞く姿勢(態度、理解や集中力など)を身につけるなどたくさんのことを学んでいけるよう計画や指導をしていきます。
担任の手本をよく見て話を聞いていました 自分でできたよーー!!