入梅の候

教頭発【令和3年6月9日水曜】晴れ

 この日は6月の誕生会でした。毎年この時期の園庭には、『梅雨』の謂れにもあるように、白梅の木に実がなり、子ども達はすぐにそのことに気づきます。「せんせい、これはなあに?」と初めて見て尋ねる子や「梅干しになる梅でしょ?」と得意げに知っていることを教えてくれる子もいます。今年もたくさんの実をつけ、拾ったり、香りを楽しんだりする姿が見られました。

 誕生会当日は、園長の先生の話の中で紫陽花などの植物の紹介、先生方からのお楽しみでは傘が出てくる大型絵本の読み聞かせの時間がありました。今年の梅雨は異例という気象関係のニュースも出て、雨の降り方や時期も昔とは少しずつ変わってきていることを肌で感じます。日本には素晴らしい四季があり、その季節毎に合わせた生活や行事が幼稚園教育の中でも多くあります。異常気象や環境問題などから季節感が失われてはいかないかと、これからの未来が気がかりになりましたが、四季に合わせたあそびを引き続き大切にしていきたいと感じました。

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