東京都市大学等々力中学校・高等学校から、ネイティブ講師が2度目の来園。年中組「英語であそぼう」を担当します。オールイングリッシュですが、声の強弱とオーバージェスチャーで、子どもたちの緊張がだんだんほぐれていきます。豊かな感情表現はリラックス効果抜群です。内容が伝わり、印象が残ります。何よりも、子どもたちとの時間を楽しんでいる先生の熱意が伝わります。子どもたちも楽しそう。
子どもたちは、言葉を知ることで、考えたり、感じたり、気持ちを表したりできるようになります。新しい“言葉”と出会う分だけ、バリエーションに富んだ考えや表現が飛び出してきます。子どもたちと話をしていると、感受性の豊かさに思わず唸ってしまうこともあります。日本語でも英語でも、他の言語でもそれは変わりません。
Do You Like Ice Cream?
Do You Like Broccoli ?
Do You Like Broccoli Ice Cream?
Yes,I do(ドア側)
No,I don’t(窓側)
質問が投げ掛けられるたびに、子どもたちは「きゃぁきゃぁ」言いながら移動して応えます。ちゃんと意味をとらえています。その中にすこし気になる子が…。窓側(No,I don’t)からじっとして動きません。保育者が話しかけます。すると、子どもの姿が変わり、その場を楽しむ様子が…。子どもにとってどうか、時間の意味や可能性を考えさせられる場面でした。